2018年04月16日

【第5回 えどけいしょんとは?】江戸の経済システム

こんいちは!
ちょいとブルーな月曜日?!えどけいしょん小僧です。

さて第5回は、江戸の経済システムです。
オールアナログの江戸時代、世界でもまれにみる工夫がされていました。
それは、現在世界経済にも影響を与えています。

【世界で当たり前となった経済システムは、江戸時代の「商い」システムから】

経済面でも、江戸時代民衆の識字率の高さが基盤となっています。

数々ある中で代表的なものは、今や日本よりも海外が進んでいる「カード社会」です。
これは、日本の「掛売り」という信用経済の仕組みがスタートです。「掛売り」自体が帳面に掛かれているその月の購入金額を、買い手と売り手が「共有できる」事からのスタートです。それには、お互い「字が読める」事が前提となります。誤魔化されてはたまったものではありませんからね!世界では全ての経済活動に於いて現金主義で、近代まで常に多額の現金を所持する必要があったのです。日本では、江戸時代からそのリスクからフリーでした。

それだけではありません。世界の全ての先物取引は、1620年代に大坂の堂島(現在の大阪府大阪市北区)淀屋米市場での先物米取引が発祥です。素晴らしい商品取引のリスクヘッジの仕組みです。18世紀には日本中に広まりました。こうして世界初の金融派生商品「デリバティブ」になり、世界経済を動かす仕組みになりました。

企業倫理面でも先端を走っていました。世界的企業が20世紀中盤以降から始めた「CSR」の考え方は、400年以上前に近江商人であった現在の西川産業の開祖が始めたものに近く、尊敬される「企業理念」の一つになっています。

こういった側面からも、江戸時代は注目されています。

浮世絵には、そういった社会的側面も含めて生活や風俗の描写として分かり易く表現されており、世界の方々を魅了する一面にもなっています。

しかし、江戸時代や現代日本への関心は、文化や経済などの華やかなものばかりではなく、悲しくも深刻な背景があると言われています。

次回は、その点について触れようと思います。
えどけいしょん小僧でした。


posted by えどけいしょん小僧 at 01:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸時代の仕組み